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フリーソフトであることについて
本ソフトが対価を求めないフリーソフトという形態をとっているのは、作者個人の考え方等ではなく、 フリーソフトを前提とした仕様になっている為です。 本ソフトでは、高い技術を必要としたり、高いハードルを越えてはじめて成り立つような仕様が目白押しです。 これらに対して販売責任を取るのは極めて難しいと考えます。 営利企業ではこのような仕様は即却下されるでしょう。
もし私が有料のソフトを作成するなら、ユーザニーズを考えずに、 リスクが少なく作り易い機能のみをたくさんインプリメントした、 直感的に操作のできるとっつきのいいソフトウェアを作成し、 強力な宣伝により売りさばいてしまいます。 皆さんは個人が作ったこんなソフトを選択しますか?

宣伝活動について
本ソフトでは積極的な宣伝活動等はおこなっておりません。 オンラインソフト紹介サイトを1つだけ選定してそこに登録しています。 検索さえできるようにしておけば、それがよいものであれば勝手に広がっていくものだと考えます。 逆に言えばそのようなじっくり比較検討されるユーザが使用することを希望しています。
但し、出版社等より雑誌掲載等の依頼があった場合は検討した後、応じるようなスタンスはとっております。
また、他のソフトでダウンロード数や雑誌への掲載などの情報を公開されているものがありますが、 これらの数字はソフトウェアの評価/性能とは何の関係もないと考え、公開は行なっておりません (本Webサイトではそのページ閲覧数、いわばアクセスカウンタも表示していません)。 その数字が公開している人にとって自慢なのか宣伝なのか私には判別できませんが、 ユーザや閲覧する人にとって不要な数字なのではないかと思います。

ソフトウェアの操作性改革を目指して
大昔のコンピュータはCRTがなく、ASR33と呼ばれるタイプライターの様な通信装置に接続し、 人間がキーボードから打ち込んだコマンドに対し、コンピュータが処理を行って、 その結果を印字するという形態をとっていました。 私もその様なシステムでスタートレックと呼ばれるゲームをした経験がありますが、 自分が打ち込んだ戦略コマンドの結果を見るのに、印字されるまで何分か待ったような憶えがあります。 ただ、この「先行コマンド方式」が現在の環境においても基本的に変わっていない事は不思議です。 DOS時代まではコマンドをキーボードにて打ち込んでいたのが、 ウインドウズではツールバーアイコンをマウスでクリックするように変化しただけで、 コマンドを最初に入力するという形態は変わっていません。
電卓で1+2=3を計算する場合、「1」「+」「2」「=」という手順で操作するはずです。 つまり「1」を入力する前に加算を行うというコマンドは入力しないと思います。 さらに、電卓の操作性を追及すると、複数の加算ではメモリを使用します。 数値または演算式を入力し「MR+」を押しますが、これは加算せよという指示を最後に発行しています。
コマンドを最初に入力しなければならないのは、 メモリが高価(256バイトで1万円くらい。今は256Mバイトで数千円だから100万倍以上)でプログラム容量の制限が厳しかった時代の話で、 電卓の例から考えても最後に指令する方が人間工学に基ずいていると考えます。
本ソフトではソフトウェアの常識を打ち破り、コマンド後付け方式を採用しました。 また、それ以外にも独自のアイデアによる操作が多数存在します。 この為に、初めて本ソフトを操作される人はほぼ全員が「使いにくい」と感じるはずです。 なにせ同様なソフトウェアが存在しない、いわばオンリーワンなのですから無理もありません。 私としましても改革者として、詳細なマニュアルを公表する事により対応したいと考えております。

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